お正月の初詣や、参道で見かける「甘酒」。
寒い日に飲むとあったかくて甘い甘酒が身体に染み渡り、ぽかぽか心と身体をあたためてくれます。
アルコール成分はほとんどないものの、なんとなくお酒の香りがするので、子どものときは甘酒を飲むとちょっと大人な気分になりました。
栄養豊富な甘酒は、古くから体力の回復に効果的な飲み物として親しまれてきましたが、ここ最近は再び「健康や美容にいい飲み物」として注目を集めています。
そのため「甘酒」は、身体に気を遣ってほしい方へのプレゼントにもぴったりですよ。
今回の記事では、
そもそも甘酒ってなんなのか?についてと健康に気を遣ってほしい方へのギフトにぴったりな「甘酒」のプレゼントをご紹介します。
甘酒ってどんな飲み物なの? その種類や歴史を紹介
まずは「甘酒」がどんな飲み物かについて簡単にご紹介します。
甘酒とはどんな飲み物?
甘酒は、主に米麹と米、もしくは酒粕を原料にした飲み物です。
「酒」という漢字がついていますが、アルコールはほとんど含まれておらず、ソフトドリンクとして扱われています。
ビタミン類や葉酸、アミノ酸類、オリゴ糖、ブドウ糖などが含まれた、栄養が豊富な飲み物で、含まれている栄養分が点滴と似ていることから「飲む点滴」と言われることもあるんです。
甘酒の歴史
甘酒は日本の伝統的な飲み物で、その起源はとても古く、古墳時代にも遡ります。
「日本書紀」には、すでに甘酒の起源とされる飲み物の記述があるそうですよ。
栄養豊富な甘酒は、体力回復に効果的な飲み物とされ、江戸時代には特に体力が消耗する夏に好んで飲まれていました。
江戸の民にとっても人気がある飲み物だったため、江戸幕府は甘酒の値段の上限を定めて、誰でもが甘酒を買えるようにしていたそうです。
甘酒の種類
甘酒の製法はいくつかあるのですが、原料の違いにより甘酒は大きく2種類に分かれます。
1.米麹から作られる甘酒
お米と麹菌をあわせて米麹を作り、発酵作用を利用して作る甘酒です。
お米に由来する甘みがあるため、砂糖を加えないで作られていることが特徴です。
お米由来のブドウ糖が多く含まれているので、健康効果がより期待できます。
2.酒粕から作られる甘酒
日本酒由来の酒粕をお湯に溶いて、砂糖などの甘みを足して作った甘酒です。
酒粕に少しアルコールが含まているため、甘酒にアルコールが含まれているものもありますので、お酒が苦手な方、お酒を飲んではいけない方は注意が必要です。
砂糖を足しているため、甘みが強いのが特徴。
おすすめの「甘酒」のギフト
お次は、大切な方に贈りたい「甘酒」のギフトを4つ紹介します。
見た目にもおしゃれなものを選びましたので、季節の挨拶にプレンゼントを探されている方、お礼や内祝いを検討されている方はぜひご参考になさってください。
福光屋「酒蔵仕込み 純米 糀甘酒ギフト」
砂糖や食塩などを一切使わずに、国産のお米で作ったやさしい甘さの甘酒です。
温めても冷やして飲んでもおいしいですし、シチューやカレーなどの料理の隠し味にもぴったり。
砂糖が入っていないので、減糖のお料理を作るのにもぴったりです。
ふみこ農園「紀州フルーツ甘酒 6本セット」
米糀から作られた甘酒に、和歌山県産のフルーツの果汁をブレンドしたフルーティな甘酒のギフトセットです。
蜜柑・柚子・桃・生姜・梅・プレーンの6種類の味が楽しめます。
少し甘酒の味が苦手な方や飽きてしまう方にも、飲みやすいドリンクで、甘酒の栄養をいただくことができます。
マルコメ「プラス糀 糀甘酒ギフト」
手軽に甘酒を楽しめる、紙パックの甘酒が21本入ったギフトセットです。
プレーン・豆乳ブレンド・ゆずの3種の味が楽しめます。
ご家族へのプレゼントにも喜ばれますよ。
浦野醤油醸造元「にじいろ甘酒 5本セット」
米糀・発芽玄米・黒米・八女抹茶・あまおうの5種類の甘酒が楽しめるギフトセットです。
おしゃれな瓶入りの甘酒なので、ギフトにもぴったり。
以上、身体を大切にしてほしい方に贈りたい甘酒のギフトを紹介しました。
飲む点滴とも呼ばれ、栄養が豊富な甘酒。
季節の挨拶やお祝いなどのときに、ぜひ検討してみてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。