ハンガリーにいる間は、結構アンティーク(ヴィンテージ?)の食器屋さんを回ったりしていたのですが、日本に帰ってきてからは、全く機会がなく…。
日本ではお手頃価格できれいな食器が手に入るし、可愛い陶磁器ブランドやメーカーがたくさんあるので、あまり古い食器への関心がなくなっていました。
そんななか、偶然BASEで素敵なヴィンテージ食器をお手頃価格で扱っているお店を発見。
ケーキ用のデザートプレートが欲しいなあと思っていたところだったので、ウェッジウッドとリモージュの廃盤シリーズをいくつか買ってみました。
使ってみるととても可愛いかったので、今回の記事では買った食器の記録がてらご紹介させてください。
リモージュ「The Autumn Leaf」
まず記録したいのは、フランス生まれの陶磁器ブランド「リモージュ」のデザートプレートです。
紅葉しはじめた蔦の模様が印象的なお皿。赤色・黄色、緑色の葉っぱがとても美しいですよね。
普段使いには少し華やかかなと思っていたのですが、実際に使ってみると和菓子にも洋菓子にも合わせやすい柄。
金彩が入っていないので、ティーカップとも組み合わせやすいです。
販売サイトによると、1890~1930年代ごろのお皿なんだそう。かなり古いものですね。
どんな人の手を渡って、私のところまで来たのかしら。
大切に使わせていただきます。
ウェッジウッド「Edme Radcliffe(エドミー ラドクリフ)」
次からご紹介する4種類は、ウェッジウッドの廃盤シリーズ。
こちらは、Edme(エドミー)という形のシリーズの、Radcliffe(ラドクリフ)という模様のもの。
お皿のふち全体を覆うように筋のレリーフが入っていて、お皿の内側には茶色のおしゃれなバラ?が円状に描かれています。
このお花の雰囲気がとても上品だなあと思い、こちらを購入。
全体のお皿の色味は、白ではなくてクリーム色。
総じてかわいらしい雰囲気が素敵なお皿です。1970~80年代に作られたもののようです。
ウェッジウッド「Edme Moss Rose(エドミー モスローズ) 」
Edme(エドミー)の別のシリーズMoss Rose(モスローズ)も買ってみました。
こちらは、Radcliffe(ラドクリフ)よりも古くて、1940年代ごろに作られたお皿。
小花ではなく、お皿の中央に大きめにバラが描かれています。
華やかなお皿で、デザートを載せてたくさん使っていきたい。
ウェッジウッド「Santa Clara (サンタクララ)」
少し大きめのデザートプレート(19cm)も購入してみました。こちらは、1950~60年代ごろのもの。
Santa Clara(サンタクララ)というシリーズで、リムの部分にぶどうの木が描かれている華やかなデザインです。金彩の縁取りもとっても素敵。
ケーキを載せると、すごく雰囲気がでてかわいらしいです。
ウェッジウッド「Ivy House(アイビーハウス)」
最後は、デザートプレートではなく少し深めのスープ皿。1960年代ごろに作られたもので、大きさは直径20cmほどです。
スープ用というよりは、フルーツを乗せたりしたら可愛いのでは?と思い買ってみました。
リム部分に描かれている紅葉したアイビーが、なんともいえないシックな雰囲気。
このお皿だけまだ使えてないのですが、良い機会を作って使いたいところ。
以上、簡単ですが、今回購入したウェッジウッドとリモージュのお皿についてのレビューでした!
ちなみに今回買ったお店は、「フローマルクト」さんというWebショップです。
買って1ヶ月も経っていないのですが、ケーキなどのデザートを食べるときに大活躍しています。
新しくてきれいなお皿もとても素敵ですが、時代を経て手元に届いたヴィンテージの食器には、新品にはない歴史が含まれているような気持ちがして、使うときにとても嬉しくなります。
自分のところで大切に使って、また誰かに受け継いでいけたらいいなと考えています。
学校の時の友だちが、初めてイギリスに旅行したとき、ヴィンテージ食器を現地で販売してるのを手にしたことがあるとききました、たぶんこのブログに掲載されている年代のものだと思います。わたしもアジア圏に観光でいったことがありますが、国外では陶器は購入するのがこわいです。