こんにちは。ハンガリーの首都・ブダペストに住んでいる主婦です。
ハンガリーは海がない国なので、なかなか新鮮なシーフードを得ることはできませんが、その代わり?おいしいお肉はお手頃価格で手に入ります。
市場やスーパーで売っているお肉の多くも安くておいしいですが、ハンガリーに来たからにはとくに食べていただきたいのがハンガリーの国宝に指定されている「マンガリッツァ豚」。
今回の記事では、そんなマンガリッツァ豚についてご紹介します。
ハンガリーの国宝「マンガリッツァ豚」って何?
「マンガリッツァ豚」は、品種改良によって1833年に生まれたハンガリー固有の種類の豚。
一時数百頭まで減少してしまったこともありましたが、現在ではハンガリー国内で5万頭ほど飼育されています。
ハンガリーの国宝には、2004年に指定されました。
「マンガリッツァ豚」の特徴はなんといっても、豚なのに全身が羊のような毛糸で覆われているところ。毛むくじゃらの豚を意味する「ウーリーピッグ」という別名もつけられています。
お肉は、通常の豚肉と比べて霜降りが多くて、肉の色も濃く、牛肉に近い味わい。
とてもおいしいお肉なので、ドイツやウィーンなどのレストランでも食べられるそうです。
日本国内でも飼育されていますので、日本で見かけたことがある方もいらっしゃるかと思います。
「マンガリッツァ豚」を買ってみた
そんな「マンガリッツァ豚」は、ブダペストの市場で簡単に購入することができます。
これまでに購入したことがあるのは、以下の3つの部位です。
(ハンガリー語はわからないので間違えているかもしれませんが…。)
・豚肩ロース
・豚バラブロック
・骨付きのロース
とくに見ていただきたいのが、豚肩ロースの霜降り…!!
赤身のお肉で、本当に牛肉みたいなんです。
「マンガリッツァ豚」の味は絶品
「マンガリッツァ豚」はお肉の味わい自体が絶品なので、常温に戻してから塩胡椒して、小麦粉をつけてさらっとフライパンで焼いていただいています。
脂の融点が低いらしくて、焼いているとびっくりするほどフライパンに脂がでてくるので、キッチンペーパーで適当にふきながら焼き上げています。
豚バラブロックは、煮込んで角煮を作りましたが、こちらもとてもおいしかったです。
「マンガリッツァ豚」はMammut横の市場で
最後に私が「マンガリッツァ豚」を購入したお店をご紹介します。
ブダペスト市内でいくつか「マンガリッツァ豚」が買えるお店があるようですが、私はこちらに住む日本人の方に教えていただいたこのお店でいつも購入しています。
Fény Street Market
住所:Budapest, Lövőház u. 12, 1024
クレジットカード:使えるときと使えないときがあって困っています…。ご存知の方、どんな場合に使えるのか教えてほしいです…。
アクセスマップ:
以上、ハンガリーの国宝「マンガリッツァ豚」についてご紹介しました。
市内のレストランでも食べられるようですが、現在はコロナで閉店しているお店も多く、私はお店では一度もマンガリッツァ豚を食べられていません…。
コロナが収束してハンガリーに旅行にくる方は、ぜひレストランで食べてみてください。