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ハンガリー滞在記

ハンガリーから日本へ本帰国しました

ハンガリーから日本へ本帰国しました

こんにちは!このサイトをご覧くださり、ありがとうございます。
ご報告が遅くなりましたが、去る11月の上旬ごろ、ハンガリーから日本へ本帰国しました。

渡洪当初の予定よりも短い滞在期間となりましたが、たとえコロナ下であったとしても、日本以外の国に1年間住む機会をもらえてとても楽しい思い出になりました!
今後の生活でも、きっとずっとハンガリーで過ごした日々をちょくちょく思い出すんだろうなあと思います。

これまでサイトでご紹介してきたハンガリー情報については、追加があれば追記していきますが、今後はこのサイトは基本的に日本国内のことを綴っていく予定でいます。
さてさて今回の記事では、コロナ下でのハンガリーから日本への帰国の様子をご紹介します。

※あくまで2021年11月上旬時点での帰国の様子を、私がわかる範囲でご紹介していきます。日々コロナの状況によって入国の制限や必要書類などは変わっていますので、帰国の際にはご自身で公式サイトなどをご覧になってください。

帰国前に準備したこと

ハンガリーから日本へ本帰国しました
まずは帰国前に準備したあれこれについて。

お土産物探しと……引越し!!

帰国するので、日本に住む家族に向けて、そして自分たち用にお土産を探しました。といってもハンガリーでお土産を探すのって結構悩みます。

その理由は、日本国内で浸透している「ハンガリーっていえばこれだよね!」という物があんまりないからです…。

はちみつ・パプリカ・ワイン・パーリンカ(蒸留酒)・ハンガリー刺繍・フォアグラなどが名産ですが、あまり大量に買っていけるものではなく、好き嫌いもありそう…。

帰国が決まってから数週間あったので、その間にブダペスト市内のお店を回りながらお土産を物色し、なんとか引越しまでに一通り揃えることができました。お土産物屋さんや食材屋さん、そしてブランドショップなどでも購入しましたし、街中のスーパーやdm、中央市場の二階も便利でした。

ちなみに自分たち用には、ワインを15本くらい?とヘレンド・ホロハーザの食器を購入しましたよ。
ハンガリーから日本へ本帰国しました
お土産物も揃ったらついに引越しです!
ご経験がある方はわかると思うのですが、国をまたぐ引越しって結構大変ですよね。

・手荷物
・航空便(大体2週間で手元に届く)
・船便(2.5ヶ月〜3ヶ月で手元に届く)

と荷物を分ける作業がなかなか悩ましいし、振り分けに時間がかかります。。。

今回私たちはホテルで14日間の自主隔離を行う必要があったので、その隔離中に必要なものを手荷物に詰めたりしなくてはならず、色々と気を揉みました。

数週間かけて大体の目処をつけ、夫の仕事が休みなってから一気に作業に取り掛かって、なんとか引越しが無事に終わりました。

PCRの陰性証明のゲットと厚生労働省の質問票

あとは、コロナのPCR陰性証明(日本の様式のもの)をゲットし、事前に登録が必要な厚生労働省の質問票にWebで回答しておきます。

この質問票とは、簡単な健康チェックのようなもので、Webで回答しておくとQRコードが発行される仕組みです。

厚生労働省のWebサイト:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00251.html

このQRコード、帰国の過程で実際に読み取られることはありませんでしたが、チェックインカウンターと到着した成田空港内ではQRコードを持っているかどうかを確認されました。

事前に回答を忘れてしまっても、スマホとネット環境があればその場で数分程度で対応できそうです。

EUのワクチン接種証明書はもともと持っていたので、今回は特に手続きはしませんでしたが、常にパスポートと一緒に携帯しているようにしました。

帰国当日

ハンガリーから日本へ本帰国しました
引越しも終わり、事前に準備する書類を揃えたら、ついに帰国当日。
家からリスト空港までは、タクシーで約20分ほど。市内から近い空港は便利ですね。

チェックインカウンターでの様子

2021年11月上旬ごろのリスト・フィレンツェ空港はびっくりするくらい混雑していました…!
旅行客?や帰国者?、トランジットの方?などなどで、チェックインカウンターは長蛇の列ができている状態。コロナ下の閑散とした成田空港の様子をイメージしていたので、かなり驚きました。

ただ幸い?にも、私たちは空港到着がギリギリになってしまったため、チェックインカウンターがすでに空いており、すぐに手続きしてもらえました。

確認されたのは、PCRの陰性証明証と厚生労働省のQRコード、そのほかパスポート・航空券の控えです。手荷物を預けて搭乗券を受け取り、手荷物検査ゲートへ。
その後、出国審査ゲートにて、滞在許可証と住所カード・パスポートを確認され、飛行機へ搭乗しました。

エミレーツ航空が快適でした…

ハンガリーから日本へ本帰国しました
今回利用した航空会社は、エミレーツ航空。夫が乗ってみたかったこともありますし、飛行機に乗るのが苦手な私にもメリットが。

そもそもハンガリーから日本への直行便はないので、どこかでトランジットする必要があります。
ヨーロッパの航空会社を利用すると、ブダペストからヨーロッパの都市まではとても短い飛行時間になるので、飛行機が比較的小さいんですよね。小さい飛行機=揺れを感じやすい…!

しかしエミレーツ航空やカタール航空などを利用すると、ドバイ空港やカタール空港までの距離が5時間ほどあるので、大きな飛行機に乗ることができて、あまり揺れないんです(個人談)。

飛行機が苦手な人はそう多くはないかもしれませんが、私的には嬉しいポイントです。

実際に今回も、ブダペスト→ドバイ空港、ドバイ→成田空港ともに、大きな飛行機だったので、ほとんど揺れを感じることなくとても快適でした…!
天候がよかったこともあると思いますが、これまでの人生で一番揺れない飛行機だったので、飛行機に乗るのが楽しいかもと思ったほどです。

また夫の会社のおかげで、赴任・帰任時にはビジネスクラスに乗ることができます…!
私の人生で最後かも…?と思いつつ、エミレーツ航空のビジネスクラスを楽しみました。
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コロナの影響で、ブダペスト→ドバイ、ドバイ→成田空港ともに乗客数はかなり少なかったです。
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コロナ下のドバイ空港の様子

ブダペストから5時間ほどで、ドバイ空港へ。手荷物検査を通ったら、乗り換えの飛行機まで空港で待機します。
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ドバイ空港へ到着したのは夜遅くだったのですが、免税店などはほとんどオープンしていました。夜でも十分お買い物を楽しめそうですね。ドバイらしく?金なども売っていました。
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私たちは、すぐにラウンジを探して休憩。飲み物を飲んだり、アイスを食べたり、顔を洗ったりして、快適にトランジットの時間を過ごすことができました。
ラウンジのネットも使えますし、中東らしいご飯もいろんな種類があって、楽しかったです。シャワーもあるので、お風呂も入れそうです。
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ドバイ空港から成田空港までの飛行機もとっても快適でした。
ハンガリーから日本へ本帰国しました
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帰国後の成田空港の様子

成田空港に入ってからは、コロナ関連の手続きが結構大変でした。

まず飛行機を降りてから、3日間の強制待機に指定されている国にいた方とそれ以外に分けられます。飛行機に乗っていた乗客全員がそれぞれに揃うまで、待機させられました。

書類記入と抗原検査

その後は、空港内を係の方の指示に従って移動し、自主隔離に関する誓約書などいろんな書類を記入させられます。

ここでも、PCR検査の陰性証明証が必要です。また自主隔離先の住所や連絡先、そして自主隔離先までの移動方法などについても記入する必要がありました。

また隔離期間中には、
・my SOS
・COCOA

という二つのアプリを携帯に入れる必要があるため、Wi-Fiに接続できるスマホを準備しなければなりません。Wi-Fiは、空港内のフリーWi-Fiが使えました。

必要書類の記入・係の方の確認が終わった方から、コロナの抗原検査へ。唾液を採取して、提出します。

アプリ2種を必ず携帯に入れます

完了後は、携帯にアプリを入れて初期設定をする手続きを係員の方と行います。

COCOAは、接触者の中にコロナ陽性の方がでた場合に通知がくるアプリ。
mySOSは、主に自主隔離中にのみ使うアプリで、隔離中は毎日位置情報を知らせたり、1日に一回かかってくるテレビ電話に対応しなければなりません。

スマホを借りられるブースも用意されており、とにかくこのアプリをインストールして使える状態にしないと日本には入国できないようでした。

コロナ陰性の場合は手荷物受け取りへ

アプリの設定などを行っている間に抗原検査が進んでいて、指定された場所で待っていると結果がでます。無事に陰性だったので、手荷物を受け取って検疫を通り、自主隔離先へ移動しました。

ここまで成田空港の到着から1時間半くらいでしょうか。予想よりも時間がかかったので、少し大変な印象を持ちました。手続きの最後の方になるまでお手洗いもありませんので、事前に飛行機内でお手洗いは済ませておいた方が良いです。

ただ日本へコロナウィルスを持ち込まない、自主隔離期間中をしっかりと監視するためには、このような対応が必要なのだろうと思います。

長旅でしたが、無事にハンガリーから日本へ帰国することができて、本当にほっとしました。この記事がこれから日本に帰る方にとって少しでも参考になれば幸いです。

ABOUT ME
うた
夫と娘の3人暮し。うたかたな日々のことを。
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