こんにちは。ハンガリーの首都・ブダペストに住んでいる主婦です。
サイトをご覧くださり、ありがとうございます!
秋の陽射しが心地よいこの頃。EUのワクチンパスポートを夫婦ともどもゲットしたので、ハンガリーの隣国オーストリア・ウィーンへ週末旅行に行ってきました。
わずか二日の滞在でしたが、とても楽しい旅になりましたので、このサイトでも複数回に分けてご紹介できたらと思います!
今回の記事でご紹介するのは、建物自体にも見応えたっぷりの美術史美術館です。
建物だけでも一見の価値有りな美術史美術館
美術史美術館は、マリアテレジア広場の前に自然史博物館と対になる形で立っています。
ヨーロッパ各地の美術品を収蔵しており、傑作といわれる作品も多く展示されているそう。
といっても恥ずかしながらあまり美術への造詣は深くなく、むしろ自然史博物館に興味があるくらいなのですが、建物の内観がとにかく素敵という口コミをみて美術史美術館に行くことを決めました。
美術史美術館
Kunsthistorisches Museum Wien
住所:Maria-Theresien-Platz, 1010 Wien, オーストリア
公式HP:https://www.khm.at/
営業時間:火〜日 10:00~18:00(木曜日のみ21:00まで営業)、月曜定休
アクセスマップ:
建物前のチケット売り場で入場券を買って、建物へ。入場料は一人16ユーロでした。
入るとすぐに、装飾が美しすぎる吹き抜けの天井が迎えてくれます。
荷物をロッカーに預けるようにいわれ、ロッカールームへ。かなり数多くのロッカーが準備されており、大きな荷物も預けられそうでした。デポジットで1ユーロコインが必要ですので、ご注意を。
荷物を預けたら、二階の展示室へ。二階まで行く階段がとにかくすごい…。どれだけの贅を尽くしたらこんな豪華になるんだ…。
この広間を見て、歩けるだけでも、この美術館に来た甲斐があります。
展示室は、それぞれ壁が一色に塗られていて、こちらもゴージャスな雰囲気。
美術館の壁って白やクリーム色などが多いと思いますが、紅色やグレー、ブルーなど結構明るい色合いになっていて、しかもそれが絵画とぴったりとマッチしていて美しかったです。
ソファーもたっぷりと配されていて、贅沢な応接室にいるかのよう。
絵画の詳細も壁に貼ってあるのではなく、手前の金色の手摺りにさりげなく書かれていて、さまざまなことが計算され尽くされている空間でした。
そして、私でも知っている!ブリューゲルのバベルの塔もありましたよ。
絵画だけではなく、美術品も多く展示されていて、見応えがあります。
時間が限られているので、さらっと流しながら見学しましたが、それでも1.5時間くらいはかかりました。美術館の中にはカフェもありますので、美術好きの方でしたら、半日ほどかけてゆったりとしても良いかもしれません。