フランスの老舗紅茶ブランド・マリアージュフレール(MARIAGE FRERES)。
個性的なフレーバーのお茶を多く販売しているブランドですが、ルイボスティーも販売していることをご存知でしょうか?
マリアージュフレールの代表的なお茶である「マルコポーロ」や「ボレロ」はどれもブラックティーをベースにお花や果実で香りをつけたもの。
名前に「ルージュ」とつくフレーバーは、日本でも人気の「ルイボスティー」をベースにしたお茶なんです。
ノンカフェインのおいしいお茶はないかな…。
ノンカフェインでも、ボレロみたいな華やかな香りが楽しみたいな…。
と探していたところ、「ルージュメティス(Rouge Metis)」を見つけました。
今回はこのお茶についてご紹介します。
「ルージュメティス」ってどんなフレーバー?
「ルージュメティス」は、ルイボスティーをベースに、果実や花びらを混ぜたフローラルなお茶。
具体的には、ピンクグレープフルーツ・ローズヒップ・ブルーベリー・ラベンダー・バニラなどが入っています。
「メティス (Metis)」は、混血という意味で、ルイボスティーと果実・花びらの香りを良いバランスでうまく融合させているということを示しています。
紅茶や緑茶に使われる茶葉は入っていないので、カフェインもなし。
寝る前にお茶を楽しみたい方、カフェインの摂取を控えている方にもおすすめです。
ルイボスティーってなに?
ルイボスティーは、南アフリカ共和国の山脈で育つマメ科の木「ルイボス」を使ったお茶です。この「ルイボス」という言葉は、現地の言語で「赤い茂み」を意味し、ルイボスティー自体も赤い水色が特徴的です。
「ルイボスティー」=赤い ことから、マリアージュフレールでも赤を意味する「ルージュ」をフレーバーの名前につけているんですね。
しかし、お茶のサイトなどをみていると、ときどき「グリーンルイボスティー」というお茶を見かけることがあります。
ん?緑なの?赤なの?と思っていましたが、調べてみるとグリーンルイボスティーは発酵していないルイボスティーのこと。ルイボスの葉は発酵しやすい性質があるため、むしろグリーンルイボスティーのほうが高級とされているそうです。
マリアージュフレールの「ルージュメティス(Rouge Metis)」を飲んだ感想
それでは、実際にルージュメティスを飲んでみました。
水色は、ルイボスティーの赤色というよりは、紅茶のような褐色に近い色合い。
味わいは、「えっこれルイボスティーなの?」というくらいルイボスティーの独特の香りが抑えられていて、花びらや果実の華やかな香りが楽しめる…!
ノンカフェインなのに、ボレロなどのフレーバードティーを飲んでいるみたいにおいしいです。またお茶ではないので、長く抽出しても渋みなども出ないですし、水出しでも抽出しやすい。
デカフェの紅茶だとなんか物足りなかったり、単体のハーブティーだとそのハーブの個性が強すぎたりしますが、このルージュメティス(Rouge Metis)はかなりバランスがよく、そして満足感が高いお茶だと思いました。
毎日飲みたい気持ちになるお茶。ティーバッグ1箱しか買わなかったことをすでに後悔しています…。
紅茶の詳細情報
ブランド名:マリアージュフレール(MARIAGE FRERES)
お茶名:ルージュメティス(Rouge Metis)