日本生まれで国内最大手の陶磁器ブランド「Noritake（ノリタケ）」。
こだわりの白の下地に、色とりどりの模様が描かれた高級陶磁器をおおく販売している有名ブランドです。
とくにカップの美しさは、つい見惚れてしまうほど。
今回の記事では、そんな洋食器ブランド「Noritake（ノリタケ）」についてご紹介し、とくにおすすめのカップを5つご紹介します。
ご結婚などのお祝いごとのプレゼントや、ご自宅用にぜひ検討してみてください。
日本生まれの洋食器ブランド「Noritake（ノリタケ）」とは？
1904年、愛知県の則武（のりたけ）に設立された日本陶器合会社が「Noritake（ノリタケ）」の起源。「ノリタケ」と聞くと、創業者の方のお名前かなと思われるかもしれませんが、愛知県の地名からとったブランド名なんですね。
100年以上にわたる長い歴史を持っているため、多くのデザインシリーズを展開しており、高い技術力が継承されています。
ブランドが強くこだわっているのが、食器の下地になる「白」そのもの。紅茶・コーヒーや料理の色がよりきれいに見えるバランスがよくて美しい「白」を追求しているそうです。
「Noritake（ノリタケ）」が扱う磁器は大きく2種類。
日本にも古くから使われてきた「白磁」とイギリスで作られた「ボーンチャイナ」。
「白磁」は、少し青みがかった透明な印象の白色で、凛とした佇まいが魅力です。一方「ボーンチャイナ」は、温もりを感じるような柔らかな乳白色が特徴的。
「Noritake（ノリタケ）」は、この2つの「白」を巧みに使い分けながら、シーンに合わせた上質な食器を生み出し続けているんです。
「Noritake（ノリタケ）」ボーンチャイナの人気ティーカップをご紹介
とくに「ボーンチャイナ」でつくられたカップは、優しい白色に紅茶の水色が映えるので、とても人気。
今回は、「Noritake（ノリタケ）」ボーンチャイナの人気カップを5つご紹介します。
桜の名所である吉野山から名付けられた「YOSHINO ヨシノ」
少しオリエンタルな雰囲気を感じる「YOSHINO ヨシノ」シリーズ。
カップの外側はシンプルなラインのみのデザインに対して、カップ内側には吉野山の桜をイメージした唐草模様が。
飲んでいるときに紅茶の色合いとともに花模様を堪能できる、美しいデザインで、日本らしさも感じられる逸品です。
ペルシャ風の花模様が煌びやかな「花更紗 はなさらさ」
小さくて可憐な異国風の花が、鮮やかにカップを彩るのが「花更紗 はなさらさ」。
カップ・ソーサーのふちだけではなく、持ち手や葉にもところどころに金色の模様が施され、とても上品な印象です。
花柄ですが、可愛すぎないので幅広い年代の方に使っていただけるデザインの一品。
エレガントなデザインが魅力「レース ウッド ゴールド」
パステルカラーのブルー・ピンクが使われたエレガントなデザインのシリーズ。
使われている色の数が限られているため、シンプルな印象で、既に持っているポットやケーキ皿とも合わせやすいです。
金色のラインが全体の印象を引き締め、優雅さを演出してくれますね。
ギリシャ神話の愛と美の女神にちなんだ「アフロディーテ」
お次に紹介するのは、女性におすすめのかわいらしい「アフロディーテ」シリーズ。
やわらかなピンク色の薔薇の花束が大きく描かれ、そのまわりを金色の宝石が取り囲んでいるなんともエレガントなデザインです。
荘厳な趣きを感じる「サブライム」
最後は、日本らしい印象が感じられる気品溢れる「サブライム」。
日本らしい落ち着いた色合いのなかに、金色の鳥と花が浮かび上がっているデザインです。
男女問わず愛される美しさがあります。
「墨色」・「鉄紺」・「海老茶」の3種類が販売されています。
「Noritake（ノリタケ）」のカップにはヴィンテージシリーズも
100年以上もの長い歴史がある「Noritake（ノリタケ）」。
とくに第二次世界大戦集結以前までにつくられた輸出用のカップたちは、「オールドノリタケ」という名前で、ヴィンテージ商品としても愛されています。
「オールドノリタケ」は、日本らしさと西洋のデザインが融合した独特の華やかさと美しさがあり、コレクターの方々の間で人気になっているんです。
本物の「オールドノリタケ」を見つけるのは大変ですが、最近ではその復刻版として「THE HOMAGE COLLECTION オマージュ コレクション」が販売されています。ヴィンテージの「オールドノリタケ」の雰囲気を手軽に味わいたい方は、ぜひこちらの復刻版を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、国内の有名洋食器ブランド「Noritake（ノリタケ）」がおくる美しいカップ５選をご紹介しました。
どのデザインにも独特の美しさが備わっています。プレゼントやご自宅用にぜひ検討してみてください。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
