ハンガリーの首都・ブダペストには、ハンガリー最大の市場「ブダペスト中央市場（Nagy Vásárcsarnok）」があります。
ブダペストに住む方々が買い物をするところとして賑わう市場ですが、観光にもぴったりの場所。ハンガリーの食文化に興味がある方には、とてもおすすめのスポットです。
今日は、そんなブダペスト・中央市場のアクセスや内部の様子などについて、ご紹介します。
ブダペスト・中央市場のアクセスと基本情報
中央市場は、1890年に建てられたハンガリーで最も大きな常設の市場。ネオゴシック様式建築で建てられた吹き抜けの建物内に、所狭しとお店が並びます。
お次は、中央市場へのアクセス。
住所：Budapest, Vámház krt. 1-3, 1093
ブダ側にあるゲッレールト温泉の麓からペスト側にかかる「自由橋」の近くにあります。
中央市場付近のペスト側には、そのほかにあまり大きな観光スポットはありませんので、ゲッレールトの丘や、温泉のついでに訪れると良いかもしれません。
営業時間は
月曜日：6時00分～17時00分
火曜日〜金曜日：6時00分～18時00分
土曜日：6時00分～15時00分
日曜日：定休日
です。
市場なので、朝早くいかないといけないと思われるかもしれませんが、夕方ごろまで営業しており、旅行の日程にも組み込みやすいです。
また屋内型の市場なので、雨のときに訪れても良いですね。
日本で一階に当たる階には、肉・チーズ類、野菜やフルーツなどの生鮮食品類のお店が所狭しと並んでいます。フルーツなどを買ってホテルで食べるのもおすすめです。
二階には、ハンガリーの工芸品やお土産物屋さん、フードコートがあります。
ハンガリーらしいものは一通りここで揃いますので、お土産物を買うにもおすすめの場所ですよ。地下にはスーパーがあり、こちらでもハンガリーのお菓子などを安く買うことができます。
ただお店によって、お土産物の値段が異なることもあるので、要注意。ぼったくられないようにしっかりと値段を比較して買うようにしましょう。
ブダペスト・中央市場の外観と内観
中央市場は、その建物の美しさもひとつの魅力。外観に使われているタイルは、ジョルナイというハンガリーの磁器メーカーが手がけていて、特に晴れの日にはとても美しく輝きます。
建物のなかには、大きな窓があって吹き抜けになっており、明るい印象。
私が訪れたときにはコロナウイルスの影響でしまっていたお店もありましたが、地元の方々で賑わっていました。
お買い物をするときの注意点
中央市場で買い物をするときには、次のことに気をつけた方が良いかなあと思います。
・買い物には現金しか使えないお店も多い
ブダペスト市内のお店で買い物や食事をするときには、ほとんどクレジットカードが使えますが、この中央市場ではカードが使えないお店が結構あります。
クレジットカードで買い物をしたい場合には、カードが使えるかどうかを事前に確認しましょう。ハンガリーの通貨・フォリントをある程度持って、市場にいくことをおすすめします。
・観光客向けのお店が多いので、ぼったくりに注意
お土産物屋さんが多く、魅力的な場所ではありますが、なかには本来の値段よりも料金を上乗せして販売しているお店もあります。
しっかりと値段を確認し、比較した上で購入することをおすすめします。
・混雑時にはスリなどの犯罪に注意
ブダペストの治安は比較的良いですが、中央市場ではついついお買い物に夢中になりがちなので、スリなどの犯罪には十分に注意しましょう。
・お買い物袋が必要
フルーツなどを購入した場合に、手提げ袋をくれるお店はあまりありません。ショッピングバックを持った方が安心です。
・一個あたりの値段か、量り売りなのかをしっかり確認
野菜やフルーツは、一個あたりの値段で売っている場合と、量り売りで販売している場合があります。事前に確認して、値段に驚かないようにしましょう。
野菜を買ってみました
中央市場で野菜を買ってみました。
日本と比べて物価が安めなので、これで500円くらいでした。
・ラディッシュ
・ディル
・生の唐辛子
・カボチャ
・バターナッツカボチャ
日本ではなかなか手に入らない野菜も安く売っているので、ホテルや滞在場所で料理ができる場合には、ここで買うのもおすすめです。
以上、ブダペストの中央市場についてご紹介しました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
