新卒で働き始めてちょっとしたころ。
一人暮らししてみたいなあという思いが強く、20代の半ばで実家を巣立ちました。
大学も会社も運良く実家から通いやすいところにあったため、必要に迫られたという状況ではありませんが、どうしても一人で暮らすことに憧れがあり、働き出してからお金を貯めて踏み切りました。
今は結婚して二人で暮らしていますが、
今回の記事では、東京で一人暮らしを始めるときに購入したものやその費用について、特に家電を中心にご紹介します。
一人暮らしを検討されている方はぜひ参考になさってください。
東京で一人暮らしをするまでに貯金した金額
私が一人暮らしを始めようと決めたのは、貯金が100万円をこえてからです。
家賃にもよりますが、もっと少ない貯金額でも一人暮らしに踏み切ることができると思います。
でも心配性の性格と貯金が少なくなると心細くなるという思いから、まずは100万円を貯めること、それから一人暮らしの準備を始めようと考えました。
100万円を貯金するまでの道のりは、職種など個々人の環境や状況でかなり変わってくると思うので、ここでは詳細は述べません。
ちなみに100万円という貯金額を越えてから一人暮らしを始めたことは、とてもよかったと私は思っています。
一人暮らしの初期費用などで一時的にはかなり減ってしまいましたが、心細くなるほどではありませんでした。
一人暮らしの家賃や広さなどの条件
貯金ができたら次は、住む家探しですね。
私は、次のような条件で3ヶ月ほどかけて一人暮らしの家を探しました。
・職場の駅から乗り換えなしで30分以内。(仕事第一!)
・駅から徒歩8分。(10分だと遠い…。)
・家賃は8万円未満
・敷地面積 25平米以上
・バス・トイレ別
・独立洗面台
・コンロ二口以上
ご覧の通り、条件が多かったので、物件を探すのに時間がかかってしまいました…。
急いで一人暮らしを始めなければいけないわけではないので、たっぷりと時間をかけることができたんです。
(転勤などで短期間で家を探さなければいけない場合には、3ヶ月もかけていられないですよね…。)
家賃についても、個々人で条件には差があると思いますので、あくまでご参考までに。
私の場合は、度重なる検討と内見の末、条件をすべてクリアした物件(家賃77,000円)に出会うことができました。
またありがたいことに、会社が一部家賃を補助してくれたため、実際に支払う家賃はもう少し抑えることができています。
一人暮らしの家電を揃える私のスタンス
お家が決まったら、次は生活に必要なものを揃えていかなければいけません。
今回の記事では一人暮らしをするのに必要な「家電」について紹介していきますが、家電選びの私のスタンスは、下記3点です
1.とにかく初期費用は抑えたい。必要最小限のもので、安い家電を。
というのも、すごく甘えん坊なことを言えば、私の場合もし一人暮らしが続けられなかったら実家に戻るという選択肢があるんです。
20数年生きてきて初めて家族から離れて一人で暮らすわけなので、うまくいかない可能性もありますよね…。
そのため、素晴らしい家電を揃えるよりも失敗したときのダメージを考えて、安いものを選んで試しながら改善していこうと思ったわけです。
2.新品の家電を。
初期費用を抑えるために、リサイクルショップで購入したり、友人から譲ってもらったりと中古の家電を使うこともできるわけですが、私は新品のものを購入しました。
潔癖ではないのですが、知らない人が洗濯したり、知らない人が食べたものが入っていた冷蔵庫はちょっとやだなあと個人的には感じています。
3.メーカーにはこだわらない。でもシンプルな家電を。
テレビなら〇〇など有名メーカーがあるかと思いますが、私は一切こだわりがないので、どのブランドでも、どのメーカーでも良いやという気持ちで選びました。
家電の見た目にも特にこだわりはありませんが、シンプルで模様が少ないもの、色が落ち着いたものを購入しています。
後々購入するであろうカーテンやカーペットに合わないということを避けるためです。
実際に購入したものと感想
では実際に、一人暮らしを始めるときに購入した家電と参考価格、使ってみての感想をご紹介します。
冷蔵庫「Hisense(ハイセンス)2ドア150L」
冷蔵庫は、Hisenseという韓国のブランドのものを購入しました。
参考価格は27,024円です。
いろいろな型があるのですが、2ドアタイプで容量は150L、ホワイトのものを設置しました。
ほぼ毎日自炊をしていましたが、十分な容量でした。
また、冷凍室が46Lと広いため、まとめ買いしたものを長期保存するのにもぴったりです。
ワンルームでしたが、冷蔵庫の音も気になりませんでした。
また、冷蔵庫の上に電子レンジを載せることができる仕様で、狭いキッチンでも空間を有効に使えました。
一年半使用しましたが、霜がたまってしまうことなどもなく、使い勝手がよかったです。
(二人暮らしで自炊する場合、容量が小さすぎたので結婚したときに処分しました。)
電気ケトル「ティファール電気ケトル ジャスティンプラス 1.2L ホワイト」
電気ケトルは、ティファールのジャスティンプラス 1.2Lのホワイトを購入しました。
参考価格としては6560円のようですが、アマゾンで安く売っており3000円程度で買うことができました。
電気ケトルが一人暮らしにいるかどうかは好みが分かれると思いますが、私は紅茶を飲むのが趣味だったので、迷うことなく買いました。
パスタを茹でるときなども、ケトルでお湯を沸かしてから使うと火を使う時間が短くて済むんですよね。
紅茶やコーヒー、お茶をよく飲まれる方にはオススメしたい家電です。
電子レンジ「アイリスオーヤマ オーブンレンジ 16L MO-T1603」
電子レンジは、アイリスオーヤマのオーブンレンジ 16L インバーター式 ホワイトを購入しました。
参考価格は10,980円です。
トースト機能もついていて食パンをこんがり焼くこともできますし、食品を温めたり解凍したりといったシンプルな用途にはぴったりでした。
お菓子作りが趣味の人には、ちょっと機能的に物足りないかもしれません。
炊飯器「イーバランス コンパクト炊飯ジャー EB-RM6200K」
自炊をしていたため、ご飯を炊く炊飯器は必須でした。
私が買ったのは、イーバランス(E-Balance)のコンパクト炊飯ジャー EB-RM6200Kで、参考価格は3500円です。
3.5合のサイズです。
しゃもじと計量カップがついているので、届いた日からすぐに使えます。
蒸し器もついているので、ご飯を炊きながら野菜を蒸すことができ、一度に2品を作ることができました。
保温機能もあるのですが、光熱費節約のために週に一回程度炊飯し、すぐに冷凍していました。
洗濯機「Hisense(ハイセンス)スリムボディー 全自動洗濯機 5.5kg」
洗濯機は、Hisense(ハイセンス)のスリムボディーの5.5kgを購入しました。
参考価格は21,800円です。
容量は、4.5kgと迷いましたが、お値段が2000円しか変わらなかったことと、毛布などを洗う可能性も考えて5.5kgにしました。
機能的にはシンプルなので、おしゃれ着やちょっとお高い洋服を洗うにはネットに入れるなど気を遣う必要があります。
でも全く問題なく使えました。
結婚後も使っていますが、二人で使うにも十分な容量です。
テレビ「maxzen J32SK03 32V型」
テレビ好きだったので、一人暮らしでもテレビを購入しました。
maxzen(マクスゼン)というブランドの32型のテレビで、お値段驚きの17500円でした。
安い…!
お値段が他のメーカーさんと比べて格段に安かったので、ちゃんと映るのかなと少し不安に思いながら購入したのですが、全く問題なく見られます。
暗い映像のときに少し画質が悪いかなあと思いますが、あまり気になりません。
画質は落ちますが、お値段を抑えたい私にはぴったりでした。
アイロン「パナソニック コード付きスチームアイロン ブルー NI-S55-A」
アイロンは、パナソニックのスチームアイロンを購入しました。
参考価格は1,855円です。
アイロンなんているのかと思われるかもしれませんが、仕事用の服って、アイロンがけが必要なものが多いですよね。
私は汗かきなので、夏はコットンの洋服ばかり着ており、アイロンがけが必須なんです。
そこで私は、一人暮らしを始めるときに購入しました。十分な性能でした。
扇風機(サーキュレーター)「アイリスオーヤマ PCF-HD15-B」
部屋の空気を循環させるサーキュレーターは、アイリスオーヤマの8畳用のものを購入しました。
参考価格は4298円ですが、アマゾンで3000円弱で購入することができました。
不要と思われるかもしれませんが、防犯上の理由からあまり窓を開けることができず、空気が部屋にこもってしまうことを解消するために購入しました。
また、部屋干しをしていたのですが、部屋が狭いためにとにかく湿気がたまるんです…。
これを持っていたらとても便利でしたよ。
ドライヤーは実家で余っていたものがあったので、それを使いました。
またエアコン完備のマンションだったので、冷暖房機は今回買っていません。
購入した家電の合計金額は?
割引などがあって参考価格より安く買ったものもあるため、あくまで目安ですが、一人暮らしを始めるときに購入した家電の合計金額は次の通りです。
・冷蔵庫 27024円
・電気ケトル 3000円(アマゾン価格)
・電子レンジ 10980円
・炊飯器 3500円
・洗濯機 21800円
・テレビ 17500円
・アイロン 1855円
・扇風機(サーキュレーター) 3000円(アマゾン価格)
合計 88659円
当初、家電は合計で10万円以内と決めていたのですが、無事に予算内に収めることができました。
まとめ
以上、初期費用を抑えたい方向けにおすすめの家電を紹介しました。
これだけ揃えれば、一通りの生活は送ることができます。
これから一人暮らしを始められる方、安い家電で初期費用を抑えたい方にはぴったりのものばかりですので、ご参考になさってください。
お次は、家具編をおおくりしますので、お楽しみに!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。