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日常のこと

コンプレックスだった天然パーマと折り合いをつけつつある話し

私は小さい頃から髪の毛にコンプレックスを抱えてきました。
それは、私の髪が「天然パーマ」だからです。
母も父もクセ多めのやわからい髪質で、私も小さいころから髪がうねうね。
もうこれは避けられない運命です…。

小学校時代、悪気が全くないクラスメイトから「〇〇の前髪、なんでうねうねしているの?」と聞かれたことがショックで、お家で泣いたりしたこともありました。
同級生の女の子たちのサラサラで綺麗な髪の羨ましさったら。
私は天然パーマの中でも、髪が細くて毛量も少ないタイプなので、髪のアレンジも全然決まらないんです。

そんななか、私の髪の悩みを理解してくれる母は、小学校・高学年の頃から縮毛矯正をかけられる美容室に連れて行ってくれるようになりました。
今思えば、料金が高額な縮毛矯正を小学生の私にかけさせてくれるなんて、とってもありがたかったなあと思います。母にも父にも本当に感謝です。

もしかして母や父も、クセが強い髪の毛に、若い頃悩んでいたのかなあと思ったりします。

そこで今回の記事では、アラサーの筆者がこれまでどう天パの髪と向き合い、折り合いをつけつつあるのかを勝手に語らせていただきます。

あともちろんのことですが、天パが悪いとは思っていません。ひとくくりに「天パ」といっても、その程度も髪質も毛量も人によって全然違うんです。
天パをいかして素敵な髪型をしている方はたくさんいらっしゃいます。
またストレートの髪を持つ方も、パーマがかかりにくかったりカラーが入りにくかったり、アレンジがしにくいなどさまざまな悩みを持っているという話しもよく聞きます。

髪をはじめ外見に関するコンプレックスは、他人からわからないところでいろいろあるものなのだと思っています。

ただ、私は「サラサラストレート」に憧れ、中高生の時は雑誌「セブンティーン」に登場するようなモデルさんの髪型になりたいと思い続けた「天パ」です。
人生の3分の1が過ぎようとしている今、そろそろこの髪との折り合いをつけるべきなのではないかと感じたため、これまでの思いや考え行動をこうして記事として書いてみることにしました。

はじめて自分の髪が、人よりもうねうねしていることを知る小学生

小学生時代については、記事の最初にもちょこっと書いたのでさらっと。

低学年の時は、前髪がなく、腰くらいまで髪を伸ばしていました。でも高学年になった時、クラスの女の子や芸能人などをみて「前髪がほしい」と思い、髪を切ってしまったんです。これが悩みの始まりになりました。(ちょっと記憶が曖昧ですが、おそらく。)

天然パーマのありがちな特徴として、髪を伸ばすなどして重たくしていると、うねっている部分が引っ張られて、クセが目立ちにくい。それを切ってしまったので、髪のうねりが目立つようになったんですね。

クラスメイトから悪気なく「〇〇の前髪、なんでうねっているの?」と聞かれたことがきっかけで、「あれっ私の髪、他の子よりもうねうねしている…?」と気づき始めました。これに悩んだ私は、母に相談・お願いし、美容室で髪をストレートにしてもらうことに。

縮毛矯正をかけたあと数週間かは心穏やかになりますが、すぐに髪の根元がうねうねしてくるので、ずっと髪の毛を気にしている子だったと思います。

いっそ巻き髪にすることで折り合いをつけようとした中学生


引き続きときどき縮毛矯正をかけていましたが、やっぱりすぐにうねってくる髪が気になる…。縮毛矯正をかけていることで、髪のアレンジもしにくい…。
中学時代の私の憧れ・雑誌「SevenTeen」に出てくるモデルさんのようになりたい…と思っていました。

ある日、いっそ髪を巻き髪にしたらどうかと思い立ちます。姉がいたこともあり、家には髪を巻くためのコテがあったんです。そこでコテを使って髪をカールさせれば、根元のうねりと整合性が取れるのではないかと考え、髪を巻いて学校に通うようになりました。

でも皆さんが想像するようなかわいい「ゆるふわ」巻きではありません。縮毛矯正をしていたので、ゆるく巻くのが難しいのです。強めに巻いて、ケープで固めた「がちがち」の巻き髪でした。今思い返すと全然かわいい髪型とは言えませんが、当時の私は天パを隠してかわいい髪型になりたくて必死だったのだと思います。

しばらくすると、髪を巻くのが面倒になったのと、私が巻いている髪がかわいくないと気づいてやめてしまいました。
その後は定期的に縮毛矯正をかけつつ、朝はアイロンでクセが気になるところを伸ばしてしのいでいくことに。

今も手放せないアイロンとの付き合いは、中学生からすでに始まっていました。

巻くのは飽きた。でも前髪が欲しかった高校生

高校時代、もうすでに髪を巻くのには飽きてしまいました。
定期的に縮毛矯正をかけてアイロンで朝伸ばせば、まあまあクセが直るので、それで満足していたと思います。

でも今思い返せば「前髪」については、ずっと悩んでいた高校時代だっと思います。前髪って、顔の上にあるのもなので重要ですよね? でも私の場合、髪が短いとすぐにうねってしまう…。

アイロンである程度伸ばすことはできても、湿気の多い梅雨時期や夏の時期は、どうしてもうねうね…。
夜、寝るときにまっすぐになるようピンで止めたり、お小遣いで買えるだけの髪がサラサラになるトリートメンやシャンプーを買ったり…。
できる限りの努力(方向は間違っていたかもしれないけれど)はしたつもりですが、いつも髪型が決まらなかった思い出があります。

いっそオールアップのポニーテールにしたらよかったのかもしれませんが、当時は恥ずかしくてできなったです。

あと、この頃からは、髪の毛に別の悩みも出てきてしまいました。
・繰り返しかけている縮毛矯正とアイロン・コテの日常使いによる髪の傷み
・髪のボリュームがすくないことで気になる分け目の地肌

髪の傷みの原因はわかっているのですが、分け目の地肌が目立つくらいの毛量の減少は、何が理由かよくわかっていません。

そもそもずっと毛量が少なかったことに高校生になって気づいただけかもしれませんし、受験勉強をかなりがっつりやっていて、その頃からより分け目が目立つようになったので、ストレスがかかって髪が抜けやすくなってしまったのかもしれません。
長年のアイロン使用による髪の引っ張りが原因かもしれません。

写真や当時流行っていたプリクラに写った自分の髪型を見て、悩んでいたことを思い出します。

幸いにも、中学校・高校時代もとても楽しい時間が過ごせましたが、写真を見返すのはどうしても苦手です。どの写真を見ても、髪がうねっていたり分け目の地肌が見えたりと自分にとっては嫌だった髪型を思い出すからです。

髪を切ったり、パーマをかけたり色々やってみた大学時代

大学時代になると髪型を自由にしていいので、髪を短く切ってみたり伸ばしたりといろいろやってみました。

特にチャレンジだったのは、パーマをかけたことです。思いはズバリ「天然パーマである元の髪を生かした髪型にできないか」ということ。

でも結果は、その度に失敗でした。髪が細いのですごく強くパーマがかかってしまうこと、長年の縮毛矯正で髪が傷んでいるためにゴワゴワのパーマになってしまうんです。
あと「前髪問題」も続いていて、日本の大学生らしいかわいい髪型はできませんでした。

大学時代の後半は前髪を伸ばして、髪を短めに切り、ワンレンのボブやミディアムで重めの髪型をすることでしのぐことにしました。
なんだかんだでこの髪型が一番楽です。段などが入っていないので髪が重たくなりうねりにくいですし、髪が短いと定期的に毛先を切るので髪の傷みも比較的ケアしやすいんです。

前髪なしのミディアムに落ち着いた社会人


そのまま新卒で働いた会社は比較的にかたい業種でしたので、パーマをかけることもなく「定期的に縮毛矯正をかけ、前髪なし・重めのワンレンのミディアム」という髪型をし続けました。
もちろんアイロンは必需品。出張が多かったのですが、資料でいっぱいの重たいカバンの底に、必ずアイロンを持って行っていました。

もう縮毛矯正をやめようと思ってパーマをかけたら髪がチリチリに

その後、いろいろあって専業主婦に。
時間に余裕があったのと社会的にNGな髪型がほとんどない状態になったため、「もう縮毛矯正をやめられないか」と考えるようになりました。
というのも、毛先がどんどん傷んでしまったことと、毛量が少なくなってきたことがショックだったからです。
私は専門家ではないので原因ははっきりとはわからないのですが、長年繰り返してきた縮毛矯正やアイロンが髪にとって良いことなはずはありません。

あと、本当の自分の髪が今どんな状態なのかがわからなくなってきて、もともとの私の髪にあるくせがどのくらいなのか気になったためです。

どんなふうに縮毛矯正をやめたらいいんだろう…? 
やめる方法はいくつもあると思いますが、私は、いっそ一旦パーマをかけて根元のうねりと整合性をとり、そのまま自然に任せて髪を伸ばしてしまえばいいと考えました。
今思えば、この方法は私の髪にとっては大失敗の選択でした。

実際デジタルパーマを髪全体にかけてもらうと、パーマがかかりやすい髪質と長年の髪の傷みから髪がゴワゴワのボサボサに…。果てはチリチリに…。
大学時代の経験から何も学べていませんでした…。
自分でうまく髪型をセットできるはずもなく、オールバッグのポニーテールで過ごさざるを得なくなりました。

チリチリの髪を前にして、自分の髪と向き合ってみた


そんなチリチリの髪を前にして、悩みました。
このまま髪を伸ばし続けて当初の目的通り、地毛とパーマがマッチするまで我慢するか、それとも過去に安定していた髪型「定期的に縮毛矯正をかけ、前髪なし・重めのワンレンのミディアム」に戻るか…。

悩みながら、これまでの自分の髪型を考えてみました。
自分の髪が嫌で嫌で、繰り返し手を加えてきた自分。

考える中で、自分が今髪型に求めていることが「おしゃれである」ということよりも「自然である」ということよりも、「手間がかからない・気にならない」ことだと気付きました。

くせでうねったり、分け目の薄毛が目立ったり、前髪が決まらなかったり、と手間がかかる髪から解放されて、もっと毎日を楽しむことやおもしろいことに時間を使えることが私にとっては重要だったのです。

そこで、パーマでチリチリになった髪型をばっさりと短く切りそろえ、縮毛矯正をかけてさっぱりとしてきました。
シャンプーが楽、髪を乾かすのが簡単、寝るときも邪魔にならない。
やっぱり私には、そして私の髪質にはこの髪型が合っているようです。

これから

いろいろと髪型に迷ってきましたが、自分の髪質や毛量にとって「一番手間がかからない・気にならない髪型」をすることが、私には幸せだと考えるようになりました。

憧れの女優さんや綺麗な先輩に憧れることもよくあって、自分と比べて落ち込んだりすることもあるのですが、その人になれるわけじゃないからね。
30年近く生きてようやく自分にとってのベストな髪型を見つけて、すごくスッキリしています。

これからの人生にもいろいろとあるなかで、自分の外見や髪型に悩むこともあると思うけれど、その都度ちゃんと自分にとっての幸せの髪型を探していきたいです。

以上、かなり長くなってしまいました…。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

ABOUT ME
うた
夫と娘の3人暮し。うたかたな日々のことを。
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