娘は一月生まれのため、生まれた年の3月3日はバタバタと慌ただしく過ごしており、ひな祭りのお祝いを準備できず…。少し遅れましたが、今年に初節句のお祝いをしました。
今回は、ひな祭りに関連した我が家のあれこれについて記録します。
浅草橋の五色さんで雛人形を
初節句のお祝いとはいっても、家でちらし寿司を作って食べようかな〜くらいに思っていたのですが、母のすすめもあって、雛人形を家に迎えることにしました。
事前にネットで探したところ「五色」という人形屋さんの雛人形がとても可愛かったので、母と娘と3人で浅草橋へ。
五色さんの雛人形は、お顔がぷっくりとしていることが特徴的です。お店で一番古いデザインの人形からこのお顔なんだそうですが、少し現代的にも見えるし、なんとも愛らしいんです。
もちろん、シュッとしている美人なお顔の雛人形も素敵ですよね。
最初は五色さんの「桃山雛」というコンパクトなものが欲しいと思っていたのですが、実際に店舗で見てみて、もう少し大きめの瑞喜雛を買ってもらいました。
桃山雛もとっても可愛かったのですが、母からもっとお顔がはっきりとわかる大きめのものの方が良いのではと提案があり…。
自宅に飾るスペースがひろくないので、少し迷いましたが、歳を重ねてからも飾り続けるとして、瑞喜雛が家にあったら素敵だなあと思い、こちらにしました。
ころんとした丸顔がとにかく可愛らしい。娘もときどき不思議そうにお人形を眺めていました。
自宅で初節句のお祝いを
後日両親を自宅に招いて、初節句のお祝いもしました。
ちらし寿司、夫がきれいに盛り付けてくれましたよ。
お寿司を買ってこようかなとも思ったけど、柵のお刺身を買ってちらし寿司を作った方が豪華にできました。
ちらし寿司のほかに蛤のお椀、肉巻き、サラダとおひたしを作りました。それから夫が美味しい生ハムを買ってきてくれて、おつまみに。ハンガリーから持ち帰ったワインをあけたりして、とても楽しい時間を過ごせました。
自宅で人をおもてなしするのは、家族であっても大変なこともあるけれど、娘と一緒でもゆっくりと話せたりご飯が食べられて、すごく良かったです。
ただ歩き回る娘を追いかけなければならなかったので、終始私と夫は立食…。来年は娘が食べられるものも増えて、一緒にテーブルをかこめるかしら。
ひな祭りの神代植物公園は梅が見頃
ひな祭り当日は、平日だったためにとくにお祝いはしませんでした。お散歩をかねて娘と一緒に梅を見に神代植物公園へ。今年は、この時期が梅の見頃ですごく綺麗でした。
以前は桜に比べると、梅ってパッとしないよなあなどと思っていたのですが、最近は力強い枝と可憐なお花の組み合わせが見事だと感じるようになりました。
巨木になる桜よりも、お花が目線に近いところもよいよね。
あとこの日は深大寺でだるま市が開催されていたので、少し覗いてきました。
長く調布に住んでいるけれど、だるま市へ行ったのははじめて。海外からのお客さんもたくさんいらっしゃって、すごく賑わっていました。
だるま市では小さな赤色のだるまを買って帰り、自宅に飾っています。
今木屋さんで桜餅を
神代植物公園の帰りには、今木屋さんで桜餅も買いました!いつもよりも混んでいましたね。みなさんやっぱり雛祭りには桜餅をいただくんだ。
2種類の桜餅が売られていたので、お店の方に聞いてみると、桜餅にも関東風と関西風があるのだそう。おもしろいので、2種類買ってみました。
左が関東風、右が関西風なんですって。
関東生まれの私は、左の桜餅しか知りませんでしたが、夫は右のものしか見たことがないそう!地域差って思わぬところにありますね。
自分が小さい時、桃の節句の日は、おいしいものを食べられる楽しい日というイメージだけでした。むしろ雛人形を出すのが大変で、ちょっと面倒だなと思っていたかも…。
でも娘ができた今、私にとってひな祭りは、どうか健やかに娘が大きくなって欲しい、どんな形でも良いから自分の幸せを見つけて欲しいと願ってやまない日。
来年も家族みんな健康で、ひな祭りをお祝いできますように。
穏やかなこの毎日が続きますように。