もともと夏に出かけるのは全然苦じゃない私。
夏生まれは夏に強くて冬生まれは冬に強い、みたいな話しがあるけれど、私は夏生まれなので夏に強いのかも。
でも今年の夏はいつもとは違う。
まずひとつめに、去年の夏を快適なハンガリーで過ごしたので、日本の蒸し暑さが身体にこたえること。
ハンガリーの夏は、昼間はとっても暑いし日差しも強かったけれど、夕方や朝は涼しくなって過ごしやすいし、湿気もなかった。
つまり日本の夏のように、外に出たときにうっっとなる感じがない、爽やかな夏なのだ。
(ただクーラーがない建物や電車が多くて、それはしんどかった。)
ふたつめは、もちろん娘が生まれたため。
自分と夫だけのお出かけだったら、まあちょっと暑い中無理して歩いたりしてもいいし、暑すぎたらカフェにでも入って休んでいいし、というかそもそも昼間に出かける必要なんてなくて、朝一とか、夜に陽が沈んでからご飯を食べてに行ってもいい。
でもまだ0歳の娘がいると、娘の熱中症が心配なので炎天下の中だらだら歩き続けるわけにはいかないし、娘の1日の生活リズムに合わせると大抵昼間の暑い時間に出かけなくてはいけない。
利便性の点で移動には主に抱っこ紐を使っているので、どこに行くにも娘とハグ状態。
とにかく暑いのだ。
でも暑いからって、赤ちゃん連れで適当なお店に入ることはできない。
表立って赤ちゃんは入店できません、と書かれていなかったとしても、赤ちゃんウェルカムな雰囲気や開放的なお店じゃないと娘が泣き出したときに焦ってしまって全然落ち着けないのだ。
あと、もしもの時に備えて授乳室やオムツ替え台がある建物からもあまり遠くは離れられない。
それに加えてコロナの心配もある。混雑する都心方面へ行くのはできるだけ避けたい。
いろいろと困難がある真夏の赤ちゃんとのお出かけ。
でもずっと家にいるわけにもいかない。
娘にとっても散歩をするとリフレッシュになるだろう。安全に配慮しつつも、はじめての夏を身体で感じて欲しい。
夫もコロナ対策でずっと在宅勤務なので、ときどきは出かけたり散歩してリフレッシュしたいみたい。
そして何より私自身も日中ずーっと娘と2人っきりで過ごしているため、ときどきは外に出て歩きたい。
春先なら少し散歩しやすそうな公園や植物園、動物園に行ってみても良い。レジャーシートと飲み物を持っていけば、もうそこは立派なカフェ。
でもこの暑さじゃ…。
最近のお出かけ先は、近くのスーパーと図書館、それからちょっと遠出になるけど駅ビル。
ただ家から娘を連れて行ける駅ビルは限られているので、ほとんどの週末を隣駅のスーパーやユニクロや無印良品に行く事になる。
赤ちゃんが生まれてはじめて知った夏の移動の大変さ。
でも、大変な中でも今できる素敵なことを娘と一緒に見つけていきたいと思う日々。